屋内ラドン全国調査   
    組織改編に伴いこちらに移設しています。    
   ラドンは、アルファ線を放出する放射性ガスです。ラドンは土壌や岩石に含まれているラジウムから生成されます。土壌中のラドンガスは、土壌中より気圧が低い屋内に吸引され、屋内に侵入します。呼吸により肺に取り込まれたラドン(およびその娘核種)は、自然界放射線による被ばくの主要な原因です。近年、屋内ラドンの濃度レベルでも肺がんのリスクがあることが判明してきました。これを受けて、世界保健機関(WHO)は、2009年9月に屋内ラドンの参考レベルを改訂し、屋内ラドン濃度が100Bq/m3未満になるよう推奨しております(WHOラドンハンドブック参照)。

 私たちは、厚生労働省科学研究補助金を受けて、H19年度〜H21年度の3年間をかけて全国3900家屋を対象に屋内ラドン調査を実施しました。本ホームページでは、その研究の一端を公開します。
 
       我が国の
  屋内ラドン濃度?

  
   
   
ラドンに関する翻訳文書
   WHO屋内ラドンハンドブック ー公衆衛生の観点からー(NIRS-M-275)
   EPAラドン肺がんリスク推計モデル
(統計専門家向け)
    EPAラドン対策消費者ガイド
目次 
 1  ラドンと肺がんリスクに関する国際的な疫学調査の概要
 2  我が国の屋内ラドン濃度
 3  屋内ラドンの修飾因子
 4  屋内ラドンの低減化対策
 5  FAQ