オンライン(Zoom)後に集合で実施
【短期研修】28.水道クリプトスポリジウム試験法に係る技術研修
研修・業務課研修第二係 048-458-6189
●受講に必要な様式がダウンロードできます。
必要書類

派遣機関の公文書
(参考様式)
受講申込書
(水道クリプト)

注意事項

遠隔教育システムログイン方法

■ オンライン講義および集合実習受講に係る諸条件等について

  オンライン講義受講に係る諸条件等は、下記のとおりとなりますのでご留意ください。

【オンライン講義】
  1.

全ての講義は、ZOOMシステムを使用したライブ形式で実施します。(録画の公開(配信)は行いません。)

  2. 本院に来院してのオンライン受講は認めておりません。
  3.

ZOOMが使用できる機器とインターネット接続環境が必要です。事前に受講場所(勤務場所、自宅等)でZOOMの接続確認を必ず行ってください。また、研修受講決定者には、研修期間前に本院との通信テストを行っていただく予定です。

  4.

研修受講者は受講期間中に専有できる機器をご準備いただきます。

  5.

インターネットへの接続環境や使用する機器及び受講に必要なソフトウェアの準備は受講側で行っていただきます。個別の接続に関する技術的なサポートは、本院では行えませんので、所属機関のネットワーク担当部署へご相談ください。
@ZOOMを使用する機器は、マイク、カメラ付きが必須(後付けでも可)でWindows10以降を推奨いたします。
A必要なソフトウェア:Office2013以降のWord、Excel、PowerPoint、Acrobat Reader等PDFを閲覧できるもの
BZoomでは画面共有、チャット、投票機能を活用することから、Zoomをイ ンストールしたPC/Mac等での受講を推奨します。タブレットやスマートフォンでは、これら機能を十分に使用できないことがあります。また、PCであっても職場等のセキュリティ環境によって、上記諸機能が使用できないこともありますので、予め所属機関のネットワーク担当部署等とご確認いただきますようお願いいたします。

  6.

講義資料は、本院の遠隔教育システムに掲載いたしますので、事前に受講側で印刷をしていただきます。
※講義資料は所属機関内での伝達研修に使用できますが、他の用途に二次利用する場合は、著作権法に従い、各資料の著作者である講師等から利用の許諾を得る、あるいは、著作権法に規定される「引用」の適正な範囲内にとどめる必要があります。ご不明の点については研修・業務課まで問い合わせください。

  7. 研修画面をビデオカメラ等で録画することは、禁止いたします。
  8.

講場所は、職場、テレワークでの自宅等、受講場所は、問いません。
ただし、研修期間中は、研修に専念してください。

 

※職場から参加される方は、研修中に業務等で席を外されることのないよう、職場の理解を予め得ておく等の対応をお願いいたします。 

 


【集合実習】
1.全ての実習は、本院への来院による集合形式にて実施します。

2.職場や自宅等からのオンライン受講は認めておりません。

3.実習時において、以下の新型コロナウイルス感染症対策を実施します。

    @受講者の定員は12名(4班×3名)を上限とします。
A長時間使用する機材(蛍光顕微鏡・マイクロピペット・ノートPC等)は、各受講者の専有を原則とします。
B短時間共用する機材(卓上遠心機等)は、使用の都度、アルコールによる消毒を実施します。
Cその他、入館・入室時の手指消毒とマスク装着、実習室の常時換気、各日の検温を含む健康管理、集合による飲食禁止など、基本的な感染症対策を徹底します。

■ 目 的
水中に存在するクリプトスポリジウムオーシストを検出するための試験方法及び水道のクリプトスポリジウム対策に関する専門知識の習得を目的とします。

■ 対象者
  地方衛生研究所、保健所、水道事業体等において、水道原水等のクリプトスポリジウム検査に携わっている者

■ 受講資格
  地方衛生研究所、保健所、水道事業体等において、クリプトスポリジウム等検査業務を含む3年以上の微生物検査業務の実務経験を有し、かつ、クリプトスポリジウム等の寄生性原虫類とその試験法に関する基礎知識を有する者

■ 定 員
  12名

■ 研修期間
  オンライン研修 2022年5月23日(月)〜2022年5月27日(金)(5日間)
  集合研修 2022年5月30日(月)〜2022年6月3日(金)(5日間)

■ 受付期間
  2022年3月14日(月)〜2022年4月7日(木)(郵送必着)

● 一般目標
  水中に存在するクリプトスポリジウムオーシストを検出するための試験方法及び水道クリプトスポリジウム対策に関する専門知識の習得をめざす。

● 到達目標
  1. 水中に存在するクリプトスポリジウムオーシストの検査を行うことができる。
  2. 水道において、浄水施設でのろ過施設の整備、水源変更等によるクリプトスポリジウム対策の現状を説明することができる。
  3. クリプトスポリジウムの発生源、水源における汚染実態、監視方法に関する基礎知識並びに最近の諸問題を説明することができる。
  4. 浄水システムにおけるクリプトスポリジウムの除去及び水質管理技術について専門知識を説明することができる。

■ その他
  1. 書類審査により受講の可否を決定します。
  2. 受講の可否については派遣機関に通知します。
  3. 研修に際し、本院敷地内の寄宿舎が利用できます。但し、長期研修での入居希望を優先しますのでご希望にそえない場合もあります。利用できない場合は、各自で宿泊場所を手配願います。

■ 研修内容
SBOs 科目及び講義課題 時間数
1. 水中に存在するクリプトスポリジウムオーシストの検査を行うことができる。
1. 試験法の習得
  1.1 試験法の解説
  1.2 遺伝子検査法の導入に向けて
  1.3 演習1(遺伝子検査法を含む一連の試験操作のデモストレーション)
  1.4 実験(濃縮・精製・染色・顕微鏡観察、遺伝子検査)
  1.5 演習2(作成標本、遺伝子検査結果の評価)

A1.5
A2
B21
 
C28
 
B2
2. 水道において、浄水施設でのろ過施設の整備、水源変更等によるクリプトスポリジウム対策の現状を説明することができる。
2. 対策の現状
  2.1 原虫汚染への行政対応

A1
3. クリプトスポリジウムの発生源、水源における汚染実態、監視方法に関する基礎知識並びに最近の諸問題を説明することができる。
3. 水源における汚染実態と監視方法
  3.1 原虫の生物学的特性と水系感染
  3.2 原虫汚染の実態

A1.5
A1.5
4. 浄水システムにおけるクリプトスポリジウムの除去及び水質管理技術について専門知識を説明することができる。
4. 浄水システムにおける水質管理技術
  4.1 水道システムと水の安全性
  4.2 水系感染リスク評価と制御

A2
A1.5
合計 62時間
Aは講義、Bは演習、Cは実験、Dは見学、Eはその他