オンライン(Zoom)で実施

【短期研修】29.食肉衛生検査研修

研修・業務課研修第二係 048-458-6189
●受講に必要な様式がダウンロードできます。
必要書類

派遣機関の公文書
(参考様式)
受講申込書(様式2)

注意事項

遠隔教育システムログイン方法

■ オンライン講義受講に係る諸条件等について

  オンライン講義受講に係る諸条件等は、下記のとおりとなりますのでご留意ください。

  1.

全ての講義は、ZOOMシステムを使用したライブ形式で実施します。

  2.

ZOOMが使用できる接続環境が必要です。事前に受講場所(勤務場所、自宅等)でZOOMの接続確認を必ず行ってください。(受講で使用するPCとその他のPC、スマートフォンなどにZOOMアプリをインストールし、通信状況を確認してください。)また、ZOOMでのチャット機能を利用して、Word等の資料を添付してやり取りを行うので、資料のアップロードおよびダウンロードが可能かも確認してください。
※下記サイトからシステム要件等を満たしているか確認できます。
 Zoom のシステム要件: Windows、macOS、Linux

  3.

本院に来院してのオンライン受講は認めておりません。

  4.

録画の公開(配信)は行いません。

  5.

インターネットへの接続環境やPC及び受講に必要なソフトウェアの準備は受講側で行っていただきます。
※必要なソフトウェア:Office2013以降のWord、Excel、PowerPoint、Acrobat Reader
※PCは、マイク、カメラ付きが必須でWindows10を推奨いたします。
(後からマイク内蔵Webカメラを付けていただいても構いません。)

  6.

講義資料は、本院の遠隔教育システムに掲載しますので、事前に受講者側で印刷してください。
※著作権に抵触する恐れがありますので、講義資料を印刷した後の電子ファイルは、必ず消去してください。電子ファイルを消去せず、自身のPC、外付けハードディスク等への保存および他人へ電子ファイルを送信することは禁止いたします。

  7.

研修画面をビデオカメラ等で録画することは、禁止いたします。

  8.

個別の接続に関する技術的なサポートは、本院では行えませんので、所属機関のネットワーク担当部署へご相談してください。

  9.

受講場所は、職場、テレワークでの自宅等で受講場所は、問いません。

ただし、研修期間中は、研修に専念する必要があります。


※職場から参加される方は、研修中に業務等で席を外されることのないよう、職場の理解を予め得ておく等の対応をお願いいたします。 


■ 目 的
  食肉の安全確保及びその処理加工の現場における衛生管理の向上を図るため、最新の専門的知識・技術及び行政遂行・ 問題解決能力を習得することを目的とします。

■ 対象者
 

地方公共団体の食肉衛生検査所等における、と畜検査員または食鳥検査員


■ 受講資格
  食肉衛生に関する基本的知識と経験を有し、研修内容を自治体内に伝達でき、かつ、調査研究を企画立案できる獣医師また将来そのような能力が見込まれる獣医師。

■ 定 員
  30名

■ 研修期間
  オンライン研修 2022年6月13日(月)〜2022年7月8日(金)(20日間)

■ 受付期間
  2022年4月1日(金)〜2022年4月15日(金)(郵送必着)

● 一般目標
  食肉の安全確保及びその処理加工の現場における衛生管理の向上を図るため、最新の専門的知識・技術及び行政遂行・問題解決能力を習得する。

● 到達目標
  1. 食肉衛生検査に関する最新の行政及び研究動向を説明できる。
  2. 食肉処理におけるHACCPを含めた衛生管理方法について、行政の立場から検証・評価が実施できる。
  3. 安全な食肉生産のための家畜生産段階における対策について説明することができる。
  4. 食肉衛生検査業務の現場における課題を設定した上で、その解決・対応策を取りまとめて発表することができる。

■ その他
  1. 書類審査により受講の可否を決定します。
  2. 受講の可否については派遣機関に通知します。
  3. 研修に際し、本院敷地内の寄宿舎が利用できます。但し、長期研修での入居希望を優先しますのでご希望にそえない場合もあります。利用できない場合は、各自で宿泊場所を手配願います。
  4. 本院は敷地内全面禁煙になっております。

■ 研修内容
SBOs 科目及び講義課題 時間数
1. 食肉衛生検査に関する最新の行政及び研究動向を説明できる。
1. 「食肉衛生」に関する体系的知識
  1) 食肉衛生行政の動向
  2) リスクコミュニケーション
  3) 食肉の衛生管理の国際的な動向
  4) とちく検査と病理学
  5) 行政処分を的確に行うためのスキル
  6) 寄生虫を原因とする疾病の検査
  7) 動物由来感染症とOne Healthの概念
  8) 食肉処理に求められる衛生管理
  9) 食品に残留する農薬等の規制と公示試験法
  10) ジビエの衛生確保
  11) 腫瘍類似病変

A1.5
B3
A1.5
A1.5
A2
A1.5
A1.5
A1.5
A1
 
A1.5
A1.5
2. 食肉処理におけるHACCPを含めた衛生管理方法について、行政の立場から検証・評価が実施できる。
2. 微生物管理
  1) 企業団体による食品安全管理に関する取り組み
  2) HACCPシステムと検証
  3) 事業者による衛生管理の取組
  4) 牛のSTECに対する介入の評価
  5) カンピロバクター食中毒と想定される汚染低減手法
  6) リステリアによる食品汚染と食中毒及び微生物試験法の国際整合性
  7) 動物のインフルエンザ

A1.5
 
B1.5
A1.5
A1.5
A1.5
 
A1.5
 
A1.5
3. 安全な食肉生産のための家畜生産段階における対策について説明することができる。
3. 生産段階での対策
  1) 家畜衛生行政の動向
  2) 家畜の生産段階における微生物学的リスク管理の取組状況
  3) 牛疾病の病理
  4) 獣医疫学とその応用
  5) 養豚場における疾病対策の実際
  6) Codexガイドラインに基づくHACCPシステムの構築
  7) 豚熱とアフリカ豚熱
  8) 動物愛護

A1.5
A2
 
A1
A1.5
A1.5
A2
 
A1.5
A1.5
4. 食肉衛生検査業務の現場における課題を設定した上で、その解決・対応策を取りまとめて発表することができる。
4. 課題解決
  1) 課題研究
  2) ビデオ演習・意見交換
  3) 行政セミナー 
  4) 研修の検証

B60
B4
A4
A1
合計 110時間
Aは講義、Bは演習、Cは実験、Dは見学、Eはその他