【対策マニュアル】 感染性物質の輸送規則に関するガイダンス 世界保健機関 (WHO)WHO/CDS/CRS/LYO/2005.22 日本語版翻訳・監修 国立感染症研究所

この「感染性物質の輸送規則に関するガイダンス」は感染性材料(病原体と検査用
検体)の輸送を安全に行うためのガイドラインである。WHO のBiosafety Advisory
Group と関連業界の代表が、1997 年頃から集まり、議論し、これらの輸送規制案を
作り、それを各業界(IATA, トラック等々)の意見を聞いてまとめ、数回にわたり
修正したものである。それが国連の会議において加盟国間で承認され、実施に移された。
特に2001 年のテロ以後は、規制(記録、包装等)が格段に強化されてきている。この
規制を守らないで発送すると、そのこと自体がテロ行為とみなされることをよく認識
して、国際間及び国内の安全輸送に心がけてほしい。

なお、日本語版翻訳・監修は国立感染症研究所が行った。
当ホームページへの掲載については、国立感染症研究所より許可を取っている。