【管内情報】 【保健所健康危機管理事例】県立病院における白い粉事件(沖縄県)

〔作成者〕沖縄県北部保健所
〔発生年月日〕2001/11/9
〔概要〕平成13年11月9日、県立病院売店で雑誌を購入した利用者から「雑誌の間に白い粉が付着している」との通報が売店にあり、売店職員がビニール袋に密封して保健所に持参した。その後、病院内の受付カウンター、外来ソファー、シャワー室でも白い粉が発見された。保健所の調査とともに警察も捜査を開始し、空調の停止、外来・救急業務の停止、県警機動隊による回収・消毒が開始された。366人から鼻腔内ぬぐい液を採取して調査し、349人(外来患者214人、入院患者9人、職員126人)に予防投薬を実施。11日、県警本部より「炭祖菌については陰性」と鑑定結果の連絡があった。
〔原因/端緒〕原因/端緒
〔患者/死者/負傷者〕検体採取366名、予防投薬349名