【管内情報】 【保健所健康危機管理事例】三類感染症(O55)患者の発生(北海道) 

〔作成者〕北海道渡島保健所
〔発生年月日〕2001/8/27
〔概要〕平成13年8月19日、40歳代の女性が腹痛・嘔吐のため最寄りの医療機関を受診し、急性胃腸炎と診断され、点滴治療等を受けた。その後、痛みも増し、下痢・発熱症状を呈したため、8月20日に函館市内の医療機関を受診し、入院治療となった。また、この受診で血便が見られた。8月27日函館市内にある検査機関で便検査の結果が判明し、O55ベロ毒素1型(VT1)の産生が確認され、三類感染症の届出がされた。
〔原因/端緒〕腸管出血性大腸菌(O55 VT1)
〔患者/死者/負傷者〕発症者1名
〔症状/被害状況〕腹痛 嘔気

公開日:2007年08月20日

カテゴリー: 感染症