【管内情報】 【保健所健康危機管理事例】麻しん患者の発生(千葉県) 

〔作成者〕千葉県印旛健康福祉センター
〔発生年月日〕2006/5/1
〔概要〕4月から5月にかけて、ほぼ同時期に茨城県と千葉県で麻疹の集団発生が確認された。5月10日千葉県より県内の高校で麻疹患者6名の集団感染有りと公表された。県内小児科定点からの報告では、第18週(5月1日~5月7日)3名、第19週(5月8日~5月14日)5名と増加し、第21週(5月22日~5月28日)には19名と著しく増加した。その後やや数値は減少したが、麻疹の発生はしばらく続いた。第31週(7月31日~8月6日)には1名、第32週には0名と減少した。
〔原因/端緒〕麻しんウイルス
〔患者/死者/負傷者〕感染者数十名
〔症状/被害状況〕発熱、発疹、鼻汁、咳など。重傷者はいなかった。

公開日:2007年08月20日

カテゴリー: 感染症