【管内情報】 【保健所健康危機管理事例】下痢・腹痛等を呈する有症者の発生について(北海道/札幌市)

〔作成者〕札幌市保健所
〔発生年月日〕2002/4/8
〔概要〕平成14年4月18日、市内の専門学校職員から保健所に「腹痛下痢等の症状を呈している生徒等がいる」と連絡があった。調査したところ生徒と教職員339名のうち155名が4月8日から腹痛、下痢、倦怠感等の症状を呈していることが判明。同校は道内の宿泊施設において4月8日から4月10日までの間新入生オリエンテーションを行っている。なお同校には給食施設はない。調査の結果、食中毒によるものではなく、新入生オリエンテーションにおいてクリプトスポリジウムに感染したものと推定された。
〔原因/端緒〕クリプトスポリジウム
〔患者/死者/負傷者〕発症者170名
〔症状/被害状況〕腹痛 下痢 倦怠感

公開日:2007年08月20日

カテゴリー: 感染症