【管内情報】 【保健所健康危機管理事例】市内保育園でのO26患者の発生について(北海道/札幌市)

〔作成者〕札幌市保健所
〔発生年月日〕2002/7/10
〔概要〕平成14年7月10日、市内の医療機関から保健所に市内在住の女児A(2歳)についてO26感染症の発生届出があった。患者及び家族の健康状況調査を実施したところ患者が市内保育園に通院していることが判明し、保育園における有症者の状況等について調査を開始した。患者と同じクラスの女児B(2歳)が下痢症状を呈しており医療機関への受診勧奨を行なった。7月15日受診先の医療機関から女児BについてO26感染症の発生届出があった。7月18日に女児A・Bと同じクラスの男児C(3歳)について、7月22日に男児D(4歳)について、検便を実施していた医療機関から新たにO26感染症の発生届出があった。
〔原因/端緒〕腸管出血性大腸菌O26
〔患者/死者/負傷者〕発症者7名
〔症状/被害状況〕下痢

公開日:2007年08月20日

カテゴリー: 感染症