【管内情報】 【保健所健康危機管理事例】腸管出血性大腸菌O157による集団感染事例について(富山県)

〔作成者〕富山市保健所
〔発生年月日〕2005/9/5
〔概要〕平成17年9月5日、医療機関より5歳園児1名のO157:H7(VT2)による感染症発生届が提出された。患児の通うA保育所関係者(園児、職員)について疫学調査・便検査を実施した結果、園児17名からO157:H7が検出された。初発患児以外の17名は0~3歳児であった。さらに家族内二次感染によるO157感染者が4名判明、患者は計22名となった。これら22名から分離されたO157:H7菌株について県衛生研究所でPFGEによる解析を行った結果、菌株はすべて同一クローンであった。
〔原因/端緒〕腸管出血性大腸菌O157:H7(VT2)
〔患者/死者/負傷者〕発症者22名

公開日:2007年08月21日

カテゴリー: 感染症