【管内情報】 【保健所健康危機管理事例】巻貝(ヒメエゾボラ)による食中毒(愛知県)(※詳細情報あり)

〔作成者〕愛知県半田保健所
〔発生年月日〕2005/6/1
〔概要〕市内の魚介類販売業者から購入したヒメエゾボラを調理し、夫婦で喫食したところ、物が二重に見えたり酔ったような気分になった。市内の病院に受診し、2名とも貝毒(テトラミン)による食中毒と診断された。他の購入者からは同様な届出はなかった。テトラミンはヒメエゾボラの唾液腺に含有されており、今回の事例はヒメエゾボラを大量に摂取したことによって発生したと考えられた。注意を喚起するためのチラシを作成し、食品営業者に配布した。
〔原因/端緒〕テトラミン(ヒメエゾボラの唾液腺由来)
〔患者/死者/負傷者〕発症者2名
〔症状/被害状況〕物が二重に見える 酔ったような気分

※当該事例に関する追加報告あり(Wordファイル、PDFファイル)

公開日:2007年08月21日

カテゴリー: 食品安全