【管内情報】 【保健所健康危機管理事例】炒め納豆による食中毒(北海道)

〔作成者〕札幌市保健所
〔発生年月日〕2002/8/23
〔概要〕平成14年8月27日、市内の医療機関から同じ保育園に通う幼児3名の便よりサルモネラ属菌が検出されたとの届出があった。調査したところ、当該保育園の園児・職員の計111名が発症しており、患者便23検体及び8月23日の給食として提供した炒め納豆からサルモネラ・ハイデルバーグが検出された。本件は炒め納豆を原因食品とし、サルモネラ・ハイデルバーグを病因物質とする食中毒と判断した。
〔原因/端緒〕サルモネラ・ハイデルバーグ(保育園が提供した炒め納豆)
〔患者/死者/負傷者〕喫食者163名 うち発症者111名
〔症状/被害状況〕下痢 発熱 腹痛 倦怠感 悪寒 頭痛 嘔気

公開日:2007年08月21日

カテゴリー: 食品安全