【管内情報】 【保健所健康危機管理事例】社員食堂における食中毒事件(東京都)

〔作成者〕みなと保健所
〔発生年月日〕2005/1/5
〔概要〕平成17年1月5日から6日に社員食堂を利用している794名中291名に嘔気、発熱、下痢等の食中毒様症状を呈した。5日のみの利用者116名中32名、6日のみの利用者142名中23名の発症者がいたため、5日と6日の給食が原因食品である食中毒と断定した。病因物質はノロウイルスであり、調理工程・従業員の取り扱い状況・行動動線・Ⅹ2検定より、5日と6日に提供された「ごはん」と「キャベツ」が原因食品と推定した。
〔原因/端緒〕ノロウイルス(社員食堂で提供されたごはんとキャベツ)
〔患者/死者/負傷者〕喫食者794名 うち発症者291名
〔症状/被害状況〕嘔吐 発熱 下痢