【管内情報】 【保健所健康危機管理事例H18】療養病棟における疥癬の発生

〔作成者〕静岡県富士保健所
〔発生年月日〕2007/04/27
〔概要〕疥癬発生後、病院では院長、皮膚科医の指揮の下、病棟内の消毒、患者の同室隔離、外来者の面会制限、職員への対応教育、患者家族への説明を実施した。皮疹が出現した患者からヒゼンダニが検出され、症状のある患者にオイラックス軟膏を全身塗布するとともに内服薬を投与した。さらに、ベッド柵の清拭、マット交換、シーツ、枕、掛布団、カーテン等の洗濯・交換を行った。保健所は、感染予防指導を2回、立入検査を2回実施し現場指導に当たり、改善点等について指導した。
〔原因/端緒〕疥癬
〔患者/死者/負傷者〕患者数 13人(入院患者11人、職員2人)
〔症状/被害状況〕症状 皮疹、かゆみ

公開日:2007年10月15日

カテゴリー: 医療安全