【政府情報】 平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震の被害状況及び対応について(第8報)厚生労働省 平成20年6月15日14時00分現在

平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震の被害状況及び対応について(第8報)に更新された情報をお知らせいたします。

厚生労働省 平成20年6月15日14時00分現在
2 厚生労働省関係の災害情報及び対応状況
(1)災害救助法関係
○災害救助法の適用(6/15 13:00現在) -都道府県知事が決定する。
・ 岩手県 一関市 [イワテケンイチノセキシ] (法適用日6月14日)
・奥州市 [ 〃 オウシュウシ] ( 〃 )
・北上市 [ 〃 キタカミシ] ( 〃 )
・西磐井郡平泉町 [ 〃 ニシイワイグンヒライズミチョウ] ( 〃 )
・丹沢群金ヶ崎町 [ 〃 イサワグンカネガサキチョウ] ( 〃 )
・宮城県 栗原市 [ミヤギケンクリハラシ] ( 〃 )
・大崎市 [ 〃 オオサキシ] ( 〃 )

(2)医療活動関係
・6月14日(土)
18時10分 福島医科大学ドクヘリ患者搬送(胆沢病院→岩手医科大学病院)

20時00分 栗原市立栗原中央病院とその周辺に、計7DMATが待機(東北大学、災害医療センター、山形県立中央病院、仙台市立病院、日本海病院仙台日赤病院、仙台医療センター)
胆沢病院に3DMATが待機(八戸市民病院、弘前大学、胆沢病院)

・6月15日(日)
8時30分 宮城県 栗原市立栗原中央病院16チーム
花山地区(花山中学校)3チーム
岩手県 胆沢病院2チーム

12時00分 岩手県、宮城県に医療ニーズを確認し県内対応となれば、日本DMATの解散を検討(各県に確認中)

(3)こころのケア対策
・被災者の心の健康状況を把握し、適切な対応に向けた助言等を行うため、国立精神・神経センター精神保健研究所の専門家1名及び当省の担当官2名を現地対策本部に派遣(6/15午前

(4)高齢者、障害者等の要援護者への緊急的対応
○避難生活が必要となっている在宅の高齢者、障害者等の要援護者に対して、福祉施設における定員を超えての受入、空きスペースなどを福祉避難所として提供することなど、緊急的な措置への対応を全国社会福祉協議会を通じ岩手県・宮城県内の社会福祉法人に依頼。(6/15)

○罹災地域における社会福祉施設等の入所者等の生活を確保するための職員の確保が困難な施設に対して、他都道府県からの派遣等が必要となった場合には、国へ申し出るよう通知(6/15)

○被災した要援護障害者等に対する避難所等における対応、障害者支援施設等における受け入れ、補装具費支給及び日常生活用具給付等事業の弾力的な運用、視聴覚障害者等への情報・コミュニケーション支援、利用者負担の減免等の緊急的な措置への対応について岩手県・宮城県へ通知(6/15)

(5)厚生労働省関係施設
○水道施設関係
[1]被害状況(6/15 11:00現在)
・岩手県において断水被害を確認
・岩手県において断水被害を確認
一関市:断水戸数 308戸(282戸復旧済み)
奥州市:断水戸数 735戸(420戸復旧済み)

・宮城県において断水被害を確認
栗原市:断水戸数 2,780戸
・総断水戸数 4,387戸(1016戸復旧済み)

[2]応急給水・施設復旧への対応
・日本水道協会等との連携体制により、被災県内の水道事業者の給水車を調整・手配(6/14~)
○社会福祉施設関係(6/15 12:00現在)
・岩手県:21施設(建物に亀裂等)

(8)労働・雇用関係における対応
・岩手労働局並びに岩手労働局管内の公共職業安定所、出張所及び労働基準監督署に特別労働相談窓口の設置を予定(6/16から実施の予定)。
・宮城労働局並びに宮城労働局管内の公共職業安定所、出張所及び労働基準監督署に特別労働相談窓口の設置を予定(6/16から実施の予定)。

(9)日本赤十字社の活動状況(6/15 11:00現在)
○救護班2個班(岩手、宮城)、仮設診療所(国内型緊急対応ユニット)1チーム(宮城)、109名派遣(救護班人員)
○救援物資の配分状況
・安眠セット  1,100セット
・緊急セット  1,000セット

○傷病者の受け入れ
・岩手県支部84名
・宮城県支部10名
・合計   94名

詳細については下記ページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/06/h0615-3.html