【海外情報】 【海外感染症情報】パキスタン H5N1型鳥インフルエンザウイルス 2008/04/03

・家族や医療関係者を含む確認済みのあらゆる濃厚接触者は無症状であり、高度健康監視状態から解放された。
これらの検査結果は、2007年12月の集団発生調査に関する疫学的知見を支持しており、以前に推測されたヒトーヒト感染についての最終的なリスク評価は、家族の内数人では限定的なヒトーヒト感染が発生した、とのことであった。この集団発生事例はコミュニティに発展することはなく、ヒトへの将来の感染リスクを減らすために適切な手段が取られた。

関係 発症日 転機 暴露 状況
症例1 2007/10/29 回復 死んだ鶏/病気の鶏に直接接触 血清学的に確定
症例2 2007/11/12 死亡(2007/10/19) 症例1の患者と濃厚接触、死んだ鶏/病気の鶏に直接接触は不明 推定(検体未取得)
症例3 2007/11/21 死亡(2007/10/28) 症例1・2の患者と濃厚接触、死んだ鶏/病気の鶏に直接接触は不明 PCR法により確定
症例4 2007/11/21 回復 症例1・2の患者と濃厚接触,、死んだ鶏/病気の鶏に直接接触は不明 血清学的に確定

情報提供:WHO

※詳細情報につきましては添付資料の表をご覧下さい。

公開日:2008年07月07日

カテゴリー: 感染症