【海外情報】 【海外感染症情報】ナイジェリア ポリオウイルス 2008/06/18

2008年6月18日―北部ナイジェリアは、最近Ⅰ型野生型ポリオ(WPV1)の新たな流行に見まわれている。そしてそれは国境を越えて広がりつつある。北部ナイジェリアにおけるこの流行は、2003~2006年に起こったような、国際的な大流行の原因となる可能性がある。
このナイジェリアにおけるポリオの新たな大流行は、鍵となる国内北部のポリオのハイリスク地域において、20%を上回る子供たちが免疫を持たない(ワクチン接種を受けていない)ままであることが原因である。
2003年から2006年にかけての北部ナイジェリアにおける大流行は、国内および国家間のポリオの蔓延を導き、ついにはそれまでポリオの全く無かった20の国々に再感染をきたし、インドネシアやイエメンと同じだけ離れた場所での大流行を引き起こし、これら20の国々で1,475件の症例を出す結果にもなった。

情報提供:WHO

※詳細情報につきましては添付資料をご覧下さい。

公開日:2008年07月07日

カテゴリー: 感染症