【管内情報】 【保健所健康危機管理事例H19】市内高等学校における麻しんの集団発生について(兵庫県)

〔作成者〕神戸市保健所
〔発生年月日〕2007/9/26
〔概要〕実際は修飾麻しんにもかかわらず、薬疹と診断された生徒が登校を継続。その後も同じクラスの生徒が感染するも、麻しんと診断されずに登校し、感染を広げる。休校期間を設け、再開後、麻しん未罹患で予防接種未接種の者と希望者に対して、集団予防接種を実施し、終息。
〔原因/端緒〕麻しんの集団発生
〔患者/死者/負傷者〕罹患患者 75 名
〔症状/被害状況〕発疹が出現したものの、薬疹と診断されたために登校を続け、周囲の生徒に感染。その後も、麻しん様症状が出た生徒がいたが、校医は夏風邪と診断し、さらに感染を広げた。

公開日:2008年07月16日

カテゴリー: 感染症