【政府情報】 米国産牛肉の混載事例に関する米国農務省の調査報告書の提出について(平成21年3月27日)2009/03/30

平成21年3月27日
米国産牛肉の混載事例に関する米国農務省の調査報告書の提出について

1 平成20年10月29日に公表した、米国産牛肉の混載事例(スイフト社グランドアイランド工場)について、3月26日、米国農務省から別添(仮訳(PDF:165KB)・英文(PDF:45KB))の原因及び改善措置に関する調査報告書が提出されました。

2 本報告書を精査したところ、再発防止を確保するための改善措置がとられたことを確認したことから、本日より、スイフト社グランドアイランド工場からの輸入手続の保留を解除します。

<参考:報告書の概要>
1 原因
担当者が日本向け牛タンの箱詰め作業を内臓室で行っていた際、ラベル貼付前の箱の内容を確認しなかった結果、胸腺が入った9箱に「牛タン」のラベルが貼付され、混入したという人的ミスにより発生。

2 改善措置
(1)日本向けに適合するものとして選別された牛タンは、専用室で包装・箱詰めされるよう、その旨をマニュアルに明記。

(2)日本向け内臓製品は、日本専用の青いポリ袋に包んで箱詰し、他国及び米国内向けと区別。

(3)日本向け専用室に専任の品質管理担当者が常駐し、ラベルと内容の一致を全箱確認。

(4)上記の措置について、職員への周知徹底及び追加トレーニングを実施。

詳細については、下記のページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/03/h0327-10.html

(問い合わせ先)
連絡先:厚生労働省医薬食品局食品安全部監視安全課
連絡先:農林水産省消費・安全局動物衛生課

当資料の農林水産省ホームページ掲載先URL
http://www.maff.go.jp/j/press/

公開日:2009年03月31日

カテゴリー: 食品安全