【海外情報】 【海外感染症情報】アフリカ(ジンバブエ)コレラ(平成21年2月20日)2009/04/13

説明 情報源:WHO
地 域:アフリカ
 国 :ジンバブエ
感染症:コレラ
病原体:コレラ菌
内 容:
2009年2月18日現在、ジンバブエ保健省は79,613名(うち死者3,731名、致死率4.7%)のコレラ患者が発生したことを報告した。10のすべての州でコレラが流行している。先週報告された患者数、死者数ともに前週に比べて減少しているが、この数字は更新され新しい情報が出るため注意が必要である。
1月に入ってから致死率は減少しているが、先週は3.1%で目標の1%には遠く及ばない。死者の半数は医療施設でなく自治体で確認されている。
365のコレラ治療センターおよびコレラ治療ユニットは全ての州で活動しており、センターおよびユニットにおける致死率は12月の4%から直近の3週間に1~2%に減少している。
 多数のコレラ患者は隣国でも報告されており、その中で、特に南アフリカでの患者が多いが、治療システムの強化により致死率は1%以下となっている。マラウイ、モザンビーク、ザンビアなどもコレラ患者が出ており、以前よりコレラが蔓延している。

(情報提供)
関西空港検疫所
FORTH(海外旅行者のための感染症情報)

公開日:2009年04月13日

カテゴリー: 感染症