【海外情報】 【海外感染症情報】アフリカ(エジプト)高病原性鳥インフルエンザ(平成21年7月1日)2009/08/06

説明 情報源:WHO

地 域:アフリカ

 国 :エジプト

感染症:高病原性鳥インフルエンザ

病原体:H5N1型鳥インフルエンザウイルス

内 容:
エジプト保健人口省は、新たに3名の鳥インフルエンザ患者が出たと報告した。1例目は、Domiat県に住む1歳の男児で、6月1日に発症、2日に入院した。タミフルの投与を受け回復し、9日に退院した。2例目は、Dakhlia県に住む4歳の女児で、6月5日に発症、5日に入院した。タミフルの投与を受け回復し、14日に退院した。3例目は、Kefr El Sheikh県Kaleen地区の1歳の男児で、6月15日に発症、16日に入院し、タミフルの投与を受け、状態は安定している。
感染源への調査で、病気や死んでいる家禽との濃厚な接触歴があったことがわかっている。鳥インフルエンザ(H5N1型)の感染は、エジプト中央衛生研究所により確定された。
エジプトでは、今回の患者発生で患者数は81名となり、うち27名が死亡している。

(情報提供)
関西空港検疫所
FORTH(海外旅行者のための感染症情報)

公開日:2009年08月06日

カテゴリー: 感染症