【海外情報】 【海外感染症情報】アフリカ(エジプト)鳥インフルエンザ(平成21年8月11日)2009/09/24

説明 情報源:WHO

地 域:アフリカ

 国 :エジプト

感染症:高病原性鳥インフルエンザ

病原体:H5N1型鳥インフルエンザウイルス

内 容:
エジプト保健人口省は、新たに2名の鳥インフルエンザ患者が出たと報告した。1例目は、Kfr Elsheikh県Kfr Elsheikh地区に住む8歳の女児で、7月24日に発症、25日にKfr Elsheikh病院に入院し、タミフルの投与を受け、状態は安定している。2例目は、Menofyia県Shebin Elkom地区に住む18ヶ月の男児で、7月28日に発症、29日にShebin Elkom病院に入院し、タミフルの投与を受け、状態は安定している。
感染源への調査で、2名とも、病気や死んでいる家禽との濃厚な接触歴があったことがわかっている。鳥インフルエンザ(H5N1型)の感染は、エジプト中央衛生研究所により確定された。
エジプトでは、今回の患者発生で患者数は83名となり、うち27名が死亡している。

(情報提供)
関西空港検疫所
FORTH(海外旅行者のための感染症情報)

公開日:2009年09月24日

カテゴリー: 感染症