令和2年度における保険医療機関等の指導・監査等の実施状況について

参照元URL : https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=E-km3Y2q_Vq8TXOBY

令和4年1月13日

【照会先】
保険局医療課医療指導監査室
室長補佐 遠藤   雅人  (内線3286)
室長補佐 関      勝利  (内線3887)
(代表電話) 03(5253)1111
(直通電話) 03(3595)2578

報道関係者各位

 

令和2年度における保険医療機関等の指導・監査等の実施状況について

(概況)

指導・監査等の実施件数

個別指導                  ,797件 (対前年度比  2,918件減)
新規個別指導              2,915件 (対前年度比  2,796件減)
適時調査                     5件 (対前年度比  3,539件減)
監査                      46件 (対前年度比      9件減)

特徴等
・令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、個別指導、新規
個別指導及び適時調査の実施の見合わせ等を行っていたため、実施件数が前年度比で大
幅に減少している。

2 取消等の状況

・保険医療機関等                      19件  (対前年度比  2件減)
(内訳)指定取消         :11件   (対前年度比 増減なし)
指定取消相当        : 8件  (対前年度比 2件減)

・保険医等                              18人  (対前年度比   3人増)
(内訳)登録取消             :18人  (対前年度比   4人増)
登録取消相当          :  0人  (対前年度比   1人減)

特徴等
・保険医療機関等の指定取消処分(指定取消相当を含む。)の原因(不正内容)を見ると、不正請求(架空請求、付増請求、振替請求、二重請求、その他の請求)がそのほとんどを占めている。 

監査拒否による保険医療機関等の指定取消処分(指定取消相当を含む。)の件数が増加している。

・指定取消処分(指定取消相当を含む。)に係る端緒としては、保険者、医療機関従事者、医療費通知に基づく被保険者等からの通報が12件と取消(指定取消相当を含む。)件数の半数を占めている。

3 返還金額

保険医療機関等から返還を求めた額は、約59億6千万円(対前年度比約49億1千万円減)
(内訳)
・ 指導による返還分   :約28億7千万円(対前年度比約  約   5億5千万円減)
・ 適時調査による返還分:約26億1千万円(対前年度比約  約  24億4千万円減)
・ 監査による返還分   :約 4億8千万円(対前年度比約  約  19億2千万円減)

※  返還金額には、令和元年度以前に指導、適時調査及び監査を実施し、令和2年度中に
確定した金額が含まれる。

 

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公開日:2022年01月17日

カテゴリー: 医療安全