【海外情報】 【海外感染症情報】アジア(ベトナム)高病原性鳥インフルエンザ (平成22年3月29日)2010/05/18

各国別海外感染症情報

説明 情報源:WHO

地 域:アジア

 国 :ベトナム

感染症:高病原性インフルエンザ

病原体:H5N1型鳥インフルエンザ

内 容:
 2010年3月29日――ベトナム保健省は新たな鳥インフルエンザ(H5N1)のヒト発症例を報告しました。症例はホーチミン市のパスツール研究所で確定されました。
症例はビンジュオン州トゥアンアン地区に住む3歳女児で、2010年3月5日に発症しトゥアンアン地区病院へ行き、調査と治療のため隔離されました。 3月10日に患者は第二小児科病院へ移され、そこで鳥インフルエンザ(H5N1)の感染が疑われましたが、治療にもかかわらず3月17日に死亡しました。同日行われた検査の結果、鳥インフルエンザ(H5N1)と確定しました。 ベトナムではこれまでに117人の鳥インフルエンザ(H5N1)確定患者が報告されており、59人が死亡しています。

(情報提供)
関西空港検疫所
FORTH(海外旅行者のための感染症情報)

公開日:2010年05月18日

カテゴリー: 感染症