【海外情報】 【海外感染症情報】アフリカ(エジプト)高病原性鳥インフルエンザ (平成22年3月30日)2010/05/18

各国別海外感染症情報

説明 情報源:WHO

地 域:アフリカ

 国 :エジプト

感染症:高病原性鳥インフルエンザ

病原体:H5N1型鳥インフルエンザウイルス

内 容:
 2010年3月30日エジプト保健省は、新たに2人の鳥インフルエンザ(H5N1)感染症例を報告しました。
28日に報告された1例目の患者は、Damietta行政区Damietta地区に住む30歳女性で、24日に入院し、オセルタミビルによる治療を受けましたが、現在は危篤状態です。
 21日に報告された2例目の患者は、Beni Suaif行政区Beba地区に住むの4歳男児で、18日に入院し、オセルタミビルによる治療を受けましたが、24日に死亡しました。
感染源に関する調査が行われ、2例とも病気や死んだ家禽との接触があったことが分かりました。
 これらの患者は、WHOのグローバル・インフルエンザ・サーベイランス・ネットワーク (GISN)の国立インフルエンザセンターである、エジプト中央公衆衛生試験所で確定されました。 エジプトでは、鳥インフルエンザA(H5N1) と確定された患者108人のうち、33人が死亡しました。

(情報提供)
関西空港検疫所
FORTH(海外旅行者のための感染症情報)

公開日:2010年05月18日

カテゴリー: 感染症