【政府情報】 平成21年度における脳・心臓疾患及び精神障害等に係る労災補償状況について(~精神障害等に係る労災請求件数が前年比2割超の増加~)(平成22年6月14日)2010/06/14

平成22年6月14日
平成21年度における脳・心臓疾患及び精神障害等に係る労災補償状況について
~精神障害等に係る労災請求件数が前年比2割超の増加~

1 「過労死」等事案の労災補償状況(別添資料1のとおり)
 (1)請求件数は767件であり、前年度に比べ122件(13.7%)減少。
 (2)支給決定件数は293件であり、前年度に比べ84件(22.3%)減少。
 (3)業種別では請求件数、支給決定件数ともに「運輸業,郵便業」に分類される「道路貨物運送業」が最も多い。
 (4)職種別では請求件数、支給決定件数ともに「運輸・通信従事者」に分類される「自動車運転者」が最も多い。
 (5)年齢別では請求件数は50~59歳、支給決定件数は40~49歳が最も多い。

2 精神障害等事案の労災補償状況(別添資料2のとおり)
 (1)請求件数は1136件であり、前年度に比べ209件(22.5%)増加。
 (2)支給決定件数は234件であり、前年度に比べ35件(13.0%)減少。
 (3)業種別では請求件数は「医療,福祉」に分類される「社会保険・社会福祉・介護事業」、支給決定件数は「建設業」
   に分類される「総合工事業」が最も多い。
 (4)職種別では請求件数は「事務従事者」に分類される「一般事務従事者」、支給決定件数は「販売従事者」に分類さ
   れる「商品販売従事者」が最も多い。
 (5)年齢別では請求件数、支給決定件数ともに30~39歳が最も多い。

別添資料1(表1-1~7、図1-1~4)(PDF:146KB)
別添資料2(表2-1~8、図2-1~4)(PDF:192KB)

詳細については、下記のページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000006kgm.html

(参照先)
厚生労働省労働基準局労災補償部補償課