【政府情報】 向精神薬等の過量服薬を背景とする自殺について(平成22年6月24日)2010/06/29

障精発0624第1号
平成22年6月24日
向精神薬等の過量服薬を背景とする自殺について

平素より精神保健福祉行政の推進にご尽力を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、最近の厚生労働科学研究において、精神科に受診していた自殺者が、自殺時に向精神薬その他の精神疾患の治療薬(以下、「向精神薬等」という。)の過量服薬を行っていた例(薬物が直接の死因ではない場合を含む)が多くみられるという結果が出ております。

また、最近の報道にもみられるように、向精神薬等の適切な処方について国民の関心が高まっていること等も踏まえ、自殺念慮等を適切に評価したうえで、自殺傾向が認められる患者に向精神薬等を処方する場合には、個々の患者の状況を踏まえて、投与日数や投与量に注意を払うなど、一層の配慮を行っていただくよう、管下医療機関に周知方お願い申し上げます。

詳細については、下記のページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/jisatsu/jisatsu_medicine.html

(参照先)
厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課