「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和4年第26週)―川崎市

参照元URL : https://www.city.kawasaki.jp/templates/press/350/0000141832.html

「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和4年第26週)

2022年7月6日

発表日

令和4年(2022年)7月6日

概要

 市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!」(令和4年第26週)を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

 第26週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)RSウイルス感染症 3)流行性角結膜炎でした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は5.43人と前週(5.59人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
 RSウイルス感染症の定点当たり患者報告数は1.73人と前週(0.95人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。
 流行性角結膜炎の定点当たり患者報告数は0.33人と前週(0.22人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。

今週のトピックス
 “知っていますか?~サル痘~”について取り上げました。
サル痘は、人と動物の共通感染症で、主にサル痘ウイルスを保有する動物に咬まれることで感染するといわれています。感染したサルから発見されたため、サル痘と呼ばれていますが、自然界でウイルスを保有している動物は、アフリカに生息するネズミやリスなどのげっ歯類とされています。
 従来はアフリカからの報告が主でしたが、2022年5月以降は、ヨーロッパ及び北米において発生の報告が相次いでいます。また最近では、シンガポールや韓国、台湾等アジアからも報告がみられるようになりました。サル痘は、水痘やその他の発しんを生じる疾患との鑑別が難しいため、発しん等の症状が出現した方で、サル痘常在国に滞在した方や、サル痘症例が報告されている国に滞在歴があり、他者との濃厚接触があった方等は医療機関に御相談ください。

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