◆サル痘患者が国内で4例確認されています

【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.470(2022年8月19日)

  欧州や北米を中心に感染が確認されているヒトのサル痘については、令和4年8月16日の世界保健機関(WHO)の発表時点で、世界92の国・地域で、35,000以上の確定例が報告されています。
  7月23日には、WHO事務局長がサル痘の感染拡大について、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」に該当すると宣言しました。
  現在までに確認されている多くの症例は、サル痘の一般的な臨床像を呈しておらず、発熱、倦怠感などの症状が出現する前に、発疹(少数あるいは単発)等の症状を呈することなどが報告されています。
  
  また、原因ウイルスは重症化リスクや致死率が高い系統(Ⅰ型)低い系統(Ⅱa型及びⅡb型)に分けられます。現在のところ、世界的に感染拡大しているのは致死率の低いⅡb型の系統です。
  多くの場合重症化の報告はありませんが、これまで流行が見られていなかったアフリカ以外の国・地域においても数件の死亡例が報告されています。
  国内では、令和4年8月17日時点で、4例のサル痘患者の発生が確認されています。厚生労働省では、令和4年8月1日には感染症部会を開催し、サル痘への対応状況について報告しました。

  また、令和4年8月10日付けでサル痘の届出基準を改正するとともに、8月19日付けでサル痘発生届出様式票を改正しました。
  引き続き、各国政府やWHO、専門家等とも連携しつつ、情報収集に努めてまいります。

 ・厚生労働省 事務連絡「サル痘に関する情報提供及び協力依頼について」(令和4年5月20日付:令和4年8月10日最終改正)
  サイト内リンク https://www.mhlw.go.jp/content/000975378.pdf

 ・サル痘届出基準
  サイト内リンク https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-04-13.html

 ・国立感染症研究所ファクトシート:サル痘
  https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/408-monkeypox -intro.html

 ・国立感染症研究所「アフリカ大陸以外の複数国で報告されているサル痘について(第1報)」
  https://www.niid.go.jp/niid/ja/monkeypox-m/2596-cepr/11166-monkeypox-ra-0524.html

 ・国立感染症研究所「複数国で報告されているサル痘について(第2報)」
  https://www.niid.go.jp/niid/ja/monkeypox-m/2596-cepr/11266-monkeypox-ra-712.html

 ・国立国際医療研究センター国際感染症センター(DCC)ファクトシート:サル痘
  http://dcc-irs.ncgm.go.jp/material/factsheet/
 ・国立感染症研究所・国立国際医療研究センター国際感染症センター:サル痘患者とサル痘疑い例への感染予防策
  https://www.niid.go.jp/niid/ja/monkeypox-m/2596-cepr/11196-monkeypox-01.html

 ・検疫所(FORTH)海外感染症情報
  http://www.forth.go.jp/topics/fragment5.html

 ・厚生科学審議会感染症部会資料
  サイト内リンク https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_127717.html

 ・国立国際医療研究センター国際感染症センター:サル痘診療指針
  https://dcc-irs.ncgm.go.jp/material/manual/monkeypox.html

 ・WHO Monkeypox outbreak 2022
  https://www.who.int/emergencies/situations/monkeypox-oubreak-2022

 ・CDC Monkeypox
  https://www.cdc.gov/poxvirus/monkeypox/index.ht

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公開日:2022年09月12日

カテゴリー: 感染症