新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者等の発生について(検疫)(令和4年11月17日)

参照元URL : https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=R6KS0yFs0Z7IJ_LVY

【照会先】
厚生労働省
医薬・生活衛生局検疫所業務課
検疫所業務企画調整官 川崎  信一
課長補佐 田島  章太郎

健康局 結核感染症課
感染症情報管理室長 今川  正紀
班長 川越  匡洋
係長 川村  卓史

(代表電話) 03(5253)1111

報道関係者各位

新型コロナウイルス感染症(変異株)の患者等の発生について(検疫)

 海外から到着した者で、検疫により確認された新型コロナウイルス感染症の患者等について、国立感染症研究所で解析したところB.1.1.529系統の変異株(オミクロン株)が10例確認されました。
厚生労働省としては、引き続き、各国政府やWHO、専門家等とも連携しつつ、諸外国の感染状況を注視しながら、機動的な感染拡大防止対策に努めてまいります。
 報道機関各位におかれましては、ご本人やご家族などが特定されないよう、個人情報保護にご配慮下さい

※ PANGO系統は、新型コロナウイルスに関して用いられる国際的な系統分類命名法であり、変異株の呼称として広く用いられています。括弧内の変異株名は、WHOの呼称です。

※ 新型コロナウイルス感染症(変異株)について、以下の国立感染症研究所ホームページを参照ください。
感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株について (第21報)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2551-cepr/11572-sars-cov-2-21.html

※検疫により確認された新型コロナウイルス感染症(変異株)累計について、厚生労働省ホームページ「サイト内リンク 国内の発生状況など 参考資料 変異株に関する参考資料」を参照ください。
新型コロナウイルス ゲノム解析による検疫の系統別検出状況(2022年11月16日時点)

【新型コロナウイルス感染症 (変異株)の患者等の発生状況】

No. 到着地 到着日 年代 性別 滞在国 症状 WHOの呼称(※) PANGO系統(※)
1 中部 11月1日 40代 男性 フィリピン 発熱、咳、咽頭痛 オミクロン株 BA.2.3
2 羽田 11月4日 20代 女性 アメリカ合衆国 無症状 オミクロン株 BA.5.2.20
3 羽田 11月4日 20代 男性 アメリカ合衆国 咳、咽頭痛 オミクロン株 BA.5.2.12
4 成田 11月4日 70代 男性 ブラジル 咳、下痢 オミクロン株 BA.5.3.1
5 羽田 11月5日 30代 女性 イギリス、フランス 発熱、咳、咽頭痛 オミクロン株 BQ.1.1
6 羽田 11月6日 50代 男性 ベトナム 発熱、倦怠感 オミクロン株 BN.1
7 成田 11月6日 30代 女性 ニュージーランド 発熱、倦怠感、頭痛 オミクロン株 BA.5.2
8 成田 11月6日 40代 男性 アメリカ合衆国、カナダ オミクロン株 BQ.1
9 福岡 11月5日 40代 男性 オーストリア 咳、咽頭痛 オミクロン株 BN.1
10 福岡 11月7日 30代 男性 インドネシア 発熱 オミクロン株 BN.1

※ WHOの呼称は、公表時点で命名されているものを記載しております。

※ PANGO系統は、新型コロナウイルスに関して用いられる国際的な系統分類命名法であり、変異株の呼称として広く用いられています。公表時点で最新の分類を基に決定された系統を表記していますが、定期的に更新されていることから、後日分類が変更される可能性があります。

※ オミクロン株にはB.1.1.529系統の下位系統(BA.x等)とBA.1系統とBA.2系統の組換え体(XE系統等)が含まれます。

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