「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和4年第47週)―川崎市

「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和4年第47週)

参照元URL:https://www.city.kawasaki.jp/templates/press/350/0000145725.html

発表日

令和4年(2022年)11月30日

概要

 市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和4年第47週)」を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

 第47週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎 3)手足口病・突発性発しんでした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は3.97人と前週(3.76人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は0.57人と前週(0.57人)から横ばいで、例年より低いレベルで推移しています。
 手足口病の定点当たり患者報告数は0.27人と前週(0.16人)から横ばいで、例年より低いレベルで推移しています。
 突発性発しんの定点当たり患者報告数は0.27人と前週(0.35人)から横ばいで、例年より低いレベルで推移しています。

 今週のトピックス
 “百日咳~予防のためにワクチン接種を~”について取り上げました。
 百日咳は、百日咳菌を原因とし、特有のけいれん性の咳発作等を引き起こす細菌感染症です。ワクチンの普及とともに報告数は大きく減少し、近年の新型コロナウイルス感染症流行に伴う感染対策の影響を受けて、報告数はさらに減少しました。しかし、川崎市においては令和4年は第47週(11月21日~11月27日)までに計5件の報告があり、今後は社会活動の再開とともに、再び増加する可能性もあります。
 百日咳は、生後6か月以下の乳児が感染すると重症化しやすく、時に死亡する場合もあるため、ワクチンの初回接種(現時点では生後3か月~)は非常に重要です。定期接種として定められた期間内に、必ずワクチンを接種するようにしましょう。

お問い合わせ先

川崎市 健康福祉局保健医療政策部 感染症対策担当

電話:044-200-2441

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