輸入食品に対する検査命令の実施(令和5年2月10日)

参照元URL : https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=W78dEe-pYuwT7jLJY

【照会先】
医薬・生活衛生局
食品監視安全課輸入食品安全対策室
室長   森田 剛史
室長補佐   松井 保喜
(代表電話)03(5253)1111
(内線2474)
(直通電話)03(3595)2337

報道関係者 各位

輸入食品に対する検査命令の実施

(パキスタン産ごまの種子)

本日、以下のとおり輸入者に対して、食品衛生法第26条第3項に基づく検査命令(輸入届出ごとの全ロットに対する検査の義務づけ)を実施することとしたので、お知らせします。

 

対象食品等 検査の項目 経緯
パキスタン産ごまの種子 アフラトキシン 検疫所におけるモニタリング検査の結果、パキスタン産ごまの種子からアフラトキシンを検出したことから、検査命令を実施するもの。
アフラトキシンについて
 発がん性を有するカビ毒(アスペルギルス属の真菌により産生される)の一種。

違反の内容
品名:ごまの種子
輸入者:兼松株式会社
輸出者:ASIAN COMMODITIES CORPORATION
届出数量及び重量:1,998 バッグ、99,787.20 kg
検査結果:アフラトキシン 16 μg/kg検出 (基準:含有してはならない)
届出先:横浜検疫所
日本への到着年月日:令和4年12月12日
違反確定日:令和5年2月8日
貨物の措置状況:全量保管中

参考:パキスタン産ごまの種子の輸入実績(令和3年4月1日から令和5年2月6日まで:速報値)

年度 届出件数 届出重量(トン) 検査件数* 違反件数
令和3年 42 4,963 6 0
令和4年 29 2,189 9 1

アフラトキシンに係る検査

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公開日:2023年02月14日

カテゴリー: 食品安全