「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和5年第15週)(2023年4月19日)ー川崎市

参照元URL : https://www.city.kawasaki.jp/templates/press/350/0000150554.html

「今、何の病気が流行しているか!」の情報提供について(令和5年第15週)

2023年4月19日

発表日

令和5年(2023年)4月19日

概要

 市内の定点医療機関から提供された感染症の患者発生情報をもとに市民提供情報である「今、何の病気が流行しているか!(令和5年第15週)」を作成しましたのでお知らせします。

報道発表資料

 第15週で定点当たり患者報告数の多かった疾病は、1)感染性胃腸炎 2)インフルエンザ 3)A群溶血性レンサ球菌咽頭炎でした。
 感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数は3.32人と前週(3.41人)から横ばいで、例年並みのレベルで推移しています。
 インフルエンザの定点当たり患者報告数は2.36人と前週(3.57人)から減少しましたが、例年よりかなり高いレベルで推移しています。
 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の定点当たり患者報告数は0.70人と前週(0.59人)から増加し、例年並みのレベルで推移しています。

 今週のトピックス
“カンピロバクター食中毒に注意しましょう!”について取り上げました。
 カンピロバクターは、我が国における細菌性食中毒の主要な原因の1つであり、主に鶏や牛等の家きん・家畜が保菌しています。カンピロバクター食中毒の一般的な症状は、下痢や腹痛、発熱等で、通常は1週間ほどで軽快します。死亡例や重篤例はまれですが、乳幼児や高齢者等では重症化する危険性もあります。また、カンピロバクターに感染した数週間後に、手足の麻痺や呼吸困難等を起こすギラン・バレー症候群を発症することもあり、注意が必要です。
 カンピロバクターの主な感染源には、生や加熱不十分な鶏肉、調理器具等の取扱い不備による二次汚染があります。肉類は中心部まで十分に加熱(中心部を75℃以上で1分間以上)し、他の食品と調理器具や容器を分ける等、予防対策の徹底を心がけましょう。

お問い合わせ先

川崎市 健康福祉局保健医療政策部 感染症対策担当

電話:044-200-2441

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