三類感染症発生速報(2023年腸管出血性大腸菌発生状況)を更新しました。(2023年5月12日)

参照元URL:https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/eiken/idwr/sokuho/03_tyoukanh.html

更新日:2023年5月12日

三類感染症発生速報(腸管出血性大腸菌感染症)

2023年腸管出血性大腸菌感染症発生状況

最新情報

所在地 性別 年齢 発症日 診断日 菌種
県西地域 女性 80代 4月29日 5月10日 O不明(VT不明)

腸管出血性大腸菌感染症の年次届出状況

2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
O157 37 31 47 45 1
O26 6 7 4 11 1
O111 0 3 3 0 0
O121 0 0 0 1 0
その他 61 17 57 31 10
104 58 111 88 12

注)今回の発生事例を含む。また、その他には型別不明を含む。

全国の2022年の腸管出血性大腸菌感染症の届出数は3,373件である。

2023年の届出数(2023年第1週~第17週)は354件である。

腸管出血性大腸菌感染症とは

腸管出血性大腸菌は、二次感染(感染者から他の人に感染)しやすい病原菌で、腹痛・下痢・血便などを主症状とする腸管感染症です。乳幼児や高齢者が感染すると、溶血性尿毒症症候群(HUS)等の合併症により重症化することがあります。

多くの場合、おおよそ3~5日の潜伏期をおいて、頻回の水様性便などの症状が現れます。また、激しい腹痛を伴い、著しい血便となることもあります。(全く症状がなかったり、軽い腹痛や下痢のみで終わることもあります。)

血便など腸管出血性大腸菌への感染が疑われる症状が現れた場合は、早めにかかりつけ医等、医療機関を受診してください。

予防のポイント

手洗い調理・食事の前、トイレの後に石けんと流水で十分に手を洗いましょう。

動物に接した後は、石けんと流水で十分に手を洗いましょう。

生野菜はよく洗い、ハンバーグなどは中心部まで十分に加熱しましょう。

焼き肉などでは、焼くときのお箸(トング等)と、取り分け・食べるときのお箸と区別して使いましょう。

2023年腸管出血性大腸菌感染症の発生状況一覧

No 所在地 性別 年齢 発症日 診断日 菌種
1 県南地域 女性 20代 - 1月5日 O不明(VT2+)
2 県南地域 男性 40代 - 1月12日 O115(VT1+)
3 県西地域 女性 20代 2月4日 2月13日 O145(VT2+)
4 鹿行地域 男性 50代 2月19日 2月24日 O不明(VT1+VT2+)
5 鹿行地域 男性 50代 - 3月1日 O不明(VT1+VT2+)
6 鹿行地域 男性 10代 - 3月18日 O26(VT2+)
7 県南地域 女性 20代 3月16日 3月20日 O145(VT2+)
8 県西地域 女性 60代 - 3月28日 O不明(VT1+)
9 県西地域 男性 50代 - 4月2日 O不明(VT1+)
10 県央地域 女性 20代 3月24日 4月6日 O157(VT1+)
11 県外 女性 10代 - 4月24日 O不明(VT2+)
12 県西地域 女性 80代 4月29日 5月10日 O不明(VT不明)

 

過去の情報

 

 

このページに関するお問い合わせ

保健医療部衛生研究所企画情報部
〒310-0852 茨城県水戸市笠原町993-2
電話番号:029-241-6652
FAX番号:029-243-9550

ページの先頭へ戻る