サル痘患者の発生について(2023年5月16日)―東京都

参照元URL:https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/05/16/07.html

報道発表資料

2023年05月16日

福祉保健局

サル痘患者の発生について

都内の医療機関を受診していた以下の方について、検査の結果、サル痘の陽性が確定しました。

患者の概要

10名(うち都内居住者9名、都外居住者1名)

No. 年代 性別 症状 医療機関
受診日
居住自治体
(居住地)
海外
渡航歴
その他
1 40代 男性 発疹、発熱 5月3日 東京都 なし 患者の状態は安定している。
2 40代 男性 発疹、発熱、肛門直腸痛 5月8日 東京都 なし 患者の状態は安定している。
3 40代 男性 その他の皮膚病変、発熱 5月6日 東京都 なし 患者の状態は安定している。
4 50代 男性 発疹 5月8日 東京都 なし 患者の状態は安定している。
5 40代 男性 発疹、発熱、肛門直腸痛、倦怠感 5月8日 東京都 なし 患者の状態は安定している。
6 40代 男性 発疹、その他の皮膚病変、咽頭痛、肛門直腸痛 5月6日 東京都 なし 患者の状態は安定している。
7 20代 男性 発疹、その他の皮膚病変、発熱、肛門直腸痛 5月7日 東京都 なし 患者の状態は安定している。
8 60代 男性 発疹、発熱 5月10日 東京都 なし 患者の状態は安定している。
9 40代 男性 発疹、発熱 5月11日 都外 なし 患者の状態は安定している。
10 40代 男性 発疹、発熱、リンパ節腫脹 5月11日 東京都 あり
(アジア)
患者の状態は安定している。

サル痘とは

・サル痘は、サル痘ウイルスによる感染症で、中央アフリカから西アフリカにかけて流行しています。日本では感染症法上の四類感染症に指定されています。
また、2022年5月以降、欧州や米国等で市中感染の拡大が確認されています。

・サル痘の潜伏期間は6~13日(最大5~21日)とされており、潜伏期間の後、発熱、頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛などの症状が0~5日続き、発熱1~3日後に発疹が出現、発症から2~4週間で治癒するとされています。

・サル痘の流行地では、げっ歯類やサル・ウサギなどの動物との接触や、感染が疑われる人の飛沫・体液等を避ける、手指衛生を行うなど、感染予防対策を心がけ、感染が疑われる場合には、直ちに医師の診察を受けてください。

 

問い合わせ先
(患者発生に関すること)
福祉保健局感染症対策部防疫・情報管理課
電話 03-5320-4088
(検査の技術的部分に関すること)
東京都健康安全研究センター微生物部
電話 03-3363-3231

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