◆急性呼吸器感染症が流行しています (2024年1月12日)

【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.504(2024年1月12日)

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の定点当たり報告数は、昨年の夏季に増加したあとは比較的低い水準にありましたが、直近は7週連続で増加傾向にあり、本年第1週は6.96でした(昨年夏季のピークは20.50:第35週)。
  このほか、インフルエンザの定点当たり報告数は減少傾向が続いているものの、咽頭結膜熱及びA群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)の定点当たり報告数は依然として例年同時期より高い水準であることに注意が必要です。
  これらの感染症の感染拡大防止のため、マスクの適切な着用を含む咳エチケット、手洗い、換気、患者との接触を極力避けるなどの感染対策の実施や周知の徹底を今一度お願いします。
  また、医療機関・社会福祉施設等への病原体の持ち込みを防ぐために、関係機関においては、マスクの適切な着用等の関係者が個人で出来る予防策を徹底すると同時に、訪問者等については、症状が認められる場合の訪問を自粛してもらう等の工夫をお願いします。

 ・ 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生状況ついて 2024年第1週(1月1日~1月7日)
 ・ 感染症発生動向調査週報(IDWR)2023年第50週(第50号)

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