【管内情報】 【保健所健康危機管理事例H23】クドアによる食中毒事例1(旭川市保健所)※詳細資料あり

【保健所健康危機管理事例H23】

クドアによる食中毒事例1

〔作成者〕
旭川市保健所

〔発生年月日〕
2011/9/10~2011/9/19

〔概要〕
ホテルの結婚披露宴出席者167名中50名が下痢,嘔吐等の食中毒様症状を呈していることを探知,調査の結果,ヒラメを原因食品とするクドアによる食中毒と断定し,原因施設に対し4日間の営業停止を命じた。患者,調理従事者の検便において,ノロウイルス及び有意な食中毒菌が検出されなかったこと,また,喫食調査においてヒラメの生食があり,短い潜伏時間を含め,症状の特徴からクドア食中毒を疑い,保存食のヒラメを顕微鏡検査したところ,クドア・セプテンプンクタータが検出された。なお,本事例において,ヒラメ以外に原因施設の衛生上の不備は認められなかった。

〔原因/端緒〕
原因施設関係者からの連絡により事件探知

〔患者/死者/負傷者〕
死者0名,患者50名

〔症状/被害状況〕
症状:下痢,吐気,嘔吐,倦怠感など

公開日:2012年08月16日

カテゴリー: 食品安全