【管内情報】 【保健所健康危機管理事例H24】旅館の食事を原因とするノロウイルスによる食中毒(熊本市保健所)

【保健所健康危機管理事例H24】旅館の食事を原因とするノロウイルスによる食中毒

 

〔作成者〕
熊本市保健所 食品保健課 松永孝一

 

〔発生年月日〕
2012/11/12~2012/11/26

 

〔概要〕
原因施設を11月12日から11月19日及び11月21日に利用した47グループの358名が下痢、嘔吐等の症状を呈していることが判明し、患者44名と調理従事者2名の検便からノロウイルスGⅡが検出したことから、原因施設で11月12日から11月19日及び11月21日に調理された食事を原因とするノロウイルスGⅡによる食中毒と断定した。なお、原因施設は観光旅館であったため、患者の発生は九州7県(沖縄県除く)に及んだ。汚染経路としては、ノロウイルスを保有していた調理従事者の手指や調理器具を介しての食品への二次汚染が疑われた。しかし、疫学的検討も実施したが原因食品の特定には至らなかったため、汚染経路を特定することはできなかった。

 

〔原因/端緒〕
原因食事:平成24年11月12日から11月19日及び11月21日に提供された弁当
病因物質:ノロウイルスGⅡ
探知:宮崎県からの連絡

 

〔患者/死者/負傷者〕
患者358名(摂食者1,094名)
死者0名

 

〔症状/被害状況〕
平成潜伏時間:46.8時間
主な症状:下痢(発顕率85%)、嘔気(発顕率50%)、嘔吐(発顕率46%)、腹痛(発顕率38%)、倦怠感(発顕率30%)

公開日:2013年07月24日

カテゴリー: 食品安全