ジカウイルス感染症患者(輸入症例)の発生について

参照元URL : https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000125082.html

平成28年5月23日【照会先】
健康局結核感染症課
感染症情報管理室長 宮川 昭二 (2389)
課長補佐 中谷祐貴子 (2373)
(代表番号) 03(5253)1111

報道関係者各位

 

 

ジカウイルス感染症患者(輸入症例)の発生について

 

 日本国内で、ブラジル以外の中南米の流行地域への滞在歴がある女性1名が発疹等の症状を示し、5月20日に医療機関を受診しました。同日夜、県内の地方衛生研究所における検査の結果、ジカウイルス感染症の陽性が確定し、5月21日に医療機関から自治体に届け出があり、本日午前、厚生労働省に連絡がありました。
我が国でジカウイルス感染症患者が発生したのは9例目(全て輸入症例)であり、今年2月以降としては6例目になります。
この患者に関する情報等は、以下のとおりです。

 

患者に関する情報
(1)概要
1.年代:20代
2.性別:女性
3.滞在国:ブラジル以外の中南米の流行地域(6か月程度滞在。5月中旬に帰国。)
4.症状:発熱(37.3℃)、発疹
5.現地での蚊の刺咬歴:あり
6.居住都道府県:神奈川県
(2)患者の状況
現在、患者は自宅療養中。既に解熱して、状態は安定しています。

国民の皆様へのメッセージ

ジカウイルス感染症は、一般に蚊に刺されることによって感染する疾患です。

ジカウイルス感染症は一般的に軽症であり、重症化するリスクは極めて低いですが、流行地域へ渡航する場合は、長袖・長ズボンを着用したり、蚊の忌避剤(虫よけスプレー等)を使用したりして、蚊に刺されないように注意してください。特に、妊婦の方は、流行地域への渡航は控えてください。

性行為感染のリスクを考慮し、流行地域に滞在中は症状の有無にかかわらず、性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控えることを推奨します。

また、流行地域からの帰国者は症状の有無にかかわらず、忌避剤の使用など蚊に刺されないための対策を、少なくとも2週間程度特に注意を払って行うことが推奨します。
流行地域から帰国した男性は、症状の有無にかかわらず、最低4週間、パートナーが妊婦の場合は妊娠期間中、性行為の際にコンドームを使用するか性行為を控えることを推奨します。流行地域から帰国した女性は、帰国後最低4週間は妊娠を控えることを推奨します。