No.16016 イシナギの肝臓によるビタミンA過剰摂取の食中毒

[ 概要報告 ]
分野名:自然毒等による食中毒

衛研名:新潟県保健環境科学研究所

登録日:2017/04/03

最終更新日:2017/04/03

事例発生日:2016年4月3日

事例終息日:2016年4月4日

キーワード:自然毒、イシナギ肝臓、レチノール、ビタミンA

原因物質:レチノール

患者被害報告数:2名

死亡者数:0名

発生地域:新潟県

概要:
ビタミンAが多量に含まれるため販売が禁止されるイシナギの肝臓が、スーパーマーケットで2パックに分け2グループに販売された。このうち1グループ2人の喫食者が発熱、おう吐、皮膚の剥離等の症状を呈した。
4月3日午後8時頃家庭で調理し喫食し、4月4日午前4時頃から発症した。なお、患者は4月8日時点では全員快方に向かっていた。