◆ヨーロッパ地域における麻しん患者報告数の増加しているので、海外渡航者は注意が必要です

【感染症エクスプレス@厚労省】Vol.309(2017年08月18日)

近年、ヨーロッパ地域において麻しん報告数の増加が確認されています。
特にイタリアとルーマニアにおける報告数の増加が顕著であることが、ECDC(欧州疾病対策センター)から発表されました。

ECDC 平成29年第32週感染症状況報告によると、
○イタリアでは、本年8月8日の時点で4,087名の麻しん患者が報告されています(昨年は年間861名)。
○ルーマニアでは、本年8月4日の時点で6,486名の麻しん患者が報告されています(昨年は年間1,969名)。

これらの状況を踏まえ、海外渡航者への注意喚起のため、リーフレットを作成いたしました。
医療機関の皆様におかれましては、海外渡航者に対する注意喚起について、よろしくお取計い願います。

<事務連絡>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/rubella/dl/170816_1.pdf

<リーフレット>
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/measles/dl/leaf_170822.pdf

公開日:2017年08月21日

カテゴリー: 感染症