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年齢別に多い事故(0〜1歳)
0〜1歳
1〜2歳
3〜6歳
わが国では、1歳未満の子どもが事故のために毎年300人近くが死亡しています.死亡事故1件に対して死亡に至らない事故は19万件発生していると推定されています。これらのうち1/2〜2/3は子どもの回りにいる人々のちょっとした注意で防ぐことが可能です。
赤ちゃんは自分の回りのもの全てに興味を示しますが、危険を予知することは全くできません。赤ちゃんの事故を防ぐためには、お母さんなど子どもの回りにいる人々の気配りと家族全員が事故防止の認識を深めることが必要です。
この時期に多い事故は、窒息、異物誤飲、やけど、転落や転倒による外傷と水の事故です。赤ちゃんとって家庭内での危険なものは何でしょうか?放置されたタバコや医薬品、テーブルやベッド、階段、風呂場、ドアー、ストーブやポット、ベビーカーや歩行器などです。
1)転落(ソファー・ベッド)
2)窒息(ふかふかの寝具)
3)誤飲(タバコ)
4)やけど(アイロン)
5)やけど(テーブルクロス)
6)やけど(台所)
7)やけど(ストーブ)
8)やけど(ポット)
9)溺水(浴槽)
10)転落(階段)
11)交通事故(自動車)
12)切傷(カミソリ)
13)窒息(ビニール)
1)転落(ソファー・ベッド)
赤ちゃんは成長するにつれて突然寝返りをうち、どこからでも転落するようになります。ベビーベッド、ソファー、テーブルなどの高い所に一人にしておいては危険です。
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2)窒息(ふかふかの寝具)
赤ちゃんが自分で重い頭を上げることができないうちは、ふかふかのおふとんやまくらも危険なもの。また、ベッドの内にぬいぐるみなどを置くこともさけましょう。
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3)誤飲(タバコ)
手に触れるものを口に持っていくのは、赤ちゃんの本能です。危険なものは必ず、赤ちゃんの手に届かないところに保管しましょう。赤ちゃんの目の高さで安全の確認を!!
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4)やけど(アイロン)
赤ちゃんは何でも触りたがります。アイロンをテーブルや机の端に置くのは危険です。また、コードが赤ちゃんの手に届くところにあると引っ張り危険です。
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5)やけど(テーブルクロス)
子どもが小さいうちは、テーブルクロスの使用はやめましょう。赤ちゃんがテーブルクロスの端を引っ張ると、頭の上に食器やお湯がかかる危険があります。
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6)やけど(台所)
赤ちゃんは昨日まで届かなかった所に、あっという間に手が届くようになります。とっての部分に手が届かないような向きに、なべやフライパンを置くようにしましょう。
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7)やけど(ストーブ)
熱源の直接出ているストーブは柵などで囲って赤ちゃんが触れないようにしましょう。また、ストーブの上のやかんは危険ですのでやめましょう。
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8)やけど(ポット)
安全ロックを忘れたり、ロックされていてもポットが倒れると熱湯が出て危険です。また、電気ポットの湯わかし中にあがる蒸気にも注意しましょう。
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9)溺水(浴槽)
日本では外国に比べて、子どもの溺死、特に家の中での水の事故が多く発生しています。よちよち歩きから2才の誕生日までは充分な注意が必要です。風呂場の戸は必ず閉めてかぎをかけ、また、残し湯をしないようにしましょう。
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10)転落(階段)
階段からの転落は頭部打撲や骨折など大きな事故を引き起こします。ハイハイ可能な時期までに、階段の上下に柵を設置し、赤ちゃんが一人で階段に入らないようにしましょう。
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11)交通事故(自動車)
車のスピードが遅くても衝突の力は大きく、大人がしっかり赤ちゃんを抱いているつもりでも、支えきれるものではありません。年齢にあったチャイルドシートを、正しくしっかりと座席に固定し、使用しましょう。
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12)切傷(カミソリ)
赤ちゃんはまだ、カミソリやハサミ、包丁などが危険な刃物であることを知りません。手の届くところにこれらを放置しておくことのないようにしましょう。
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13)窒息(ビニール)
スーパーのビニール袋やクリーニングされた衣類にかぶせられているビニールなどで、赤ちゃんが遊ばないように、すぐかたづけるようにしましょう。
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