定量的微生物リスク評価 −水安全管理への適用−(日本語版・Web公開用)
- 世界保健機関(WHO)は、2016年に「定量的微生物リスク評価 −水安全管理への適用−」を公開しました。
本書は、WHOが発行している水質関連の各ガイドライン(飲料水・廃水再利用・レクリエーション水)において推奨されているリスクに基づいた水質管理のうち、定量的微生物リスク評価(QMRA: Quantitative Microbial Risk Assessment)を用いた水質管理手法に関して、最新の知見や適用事例を取りまとめたものです。
当手法の考え方や適用例を本邦の水道・下水道・水環境の実務に携わる専門家、大学等研究者や大学院生に広めることが有用であるとの観点から、平成23〜25年度厚生労働科学研究「水道の浄水処理および配水過程における微生物リスク評価を用いた水質管理手法に関する研究」研究班ならびに国内の水系感染症やリスク評価に関連する研究者の有志により、本書の翻訳に取り組みました。
当日本語版は、WHOの許諾を得たうえ、国立保健医療科学院の責任により、翻訳、編集、公開したものです。翻訳にあたってはできるだけ注意を払っておりますが、不十分な点があれば以下の原文をご参照ください。誤訳等の不備については発行所、訳者が責任を負っております。翻訳利用上の留意点については、「翻訳にあたって」を参照ください。
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- 日本語版(Ver.1 2020.3.27公開版) (PDF: 7.5MB)
- 原文 "Quantitative microbial risk assessment - Application for water safety management - Updated November 2016"(WHOウェブサイト)