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■ 目 的 | |
災害時健康危機管理支援チーム(DHEAT: Disaster Health Emergency Assistance Team)には、大規模災害発生後、二次的な健康被害の最小化に向けて被災都道府県等が担う急性期から慢性期までの「医療提供体制の再構築及び避難所等における保健予防活動と生活環境の確保」にかかる情報収集、分析評価、連絡調整等のマネジメント業務を支援できる能力が求められます。DHEAT標準編研修においては、都道府県等でDHEAT活動やDHEATにかかる人材育成を指導的な立場で担う職員を対象として、(1) DHEAT活動要領の理解と実践、(2)地域防災計画における自治体衛生部局の役割・権限の理解と実践、(3)DHEATの育成に向けた研修の企画・立案・指導に求められる技能の取得と実践を図ります。これにより、都道府県等におけるDHEAT活動の持続的な発展と人材育成に向けた基盤を構築することを目的とします。
*本研修は、令和4年度までの「高度編」に相当するものです。令和5年度からDHEAT研修の枠組みが、「基礎編」、「標準編」、「統括」の3系統に再編されたことを受けて名称が変更されました(内容が平易になるわけではありませんのでご留意ください)。なお、令和4年度までの「高度編」と比較して、「人材育成(自治体での研修企画・立案)」や「災害時の派遣」をより意識した研修内容になっています。 **DHEAT研修全体の概要については、厚生労働省健康・生活衛生局健康課長通知「令和7年度災害時健康危機管理支援チーム養成研修について」(令和7年3月31日健生健発0331第1号)および別添資料をご参照ください。【通知および別添資料はこちら】 |
■ 対象者 | |
災害時健康危機管理支援チーム(DHEAT)の研修企画・実施等を通じた人材育成及び災害時の派遣にあたり、自治体内で指導的な役割を担う者 |
■ 受講資格 | ||
1 | 平成28年度以降に実施された以下の研修を修了した者 【基礎編研修】 ・平成28〜令和元年度:災害時健康危機管理支援チーム養成研修(基礎編) ・令和3年度:災害時健康危機管理支援チーム基礎編研修(地域(圏域)保健医療調整本部運営研修) ・令和4年度:災害時健康危機管理支援チーム(保健所災害対応研修) ・令和5〜6年度:保健所災害対応研修(DHEAT基礎編研修) ・平成30年度:災害時健康危機管理支援チーム養成研修(基礎編)ファシリテータ研修会 ・令和元年度:災害時健康危機管理支援チーム養成研修(基礎編(企画運営担当者向け)) ・令和3〜6年度:企画運営リーダー研修
*「令和2年度災害時健康危機管理支援チーム養成研修(特別編)」は対象研修に含まれません。ご了承ください。 |
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2 | その他、院長が認める者 |
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3 | 研修に専念し、全ての講義を受講でき、オンライン研修受講に係る諸条件等について対応できる者 オンライン研修受講に係る諸条件等については 【こちら】 |
■ 定 員 | |
各回 40名 |
■ 研修期間 | |
第1回 2025年6月16日(月)〜6月17日(火)(2日間) |
■ 受講場所 | |
本研修はオンラインでの実施となります。研修に専念できる場所を受講者側で確保してください。 |
■ 一般目標 | |
災害時健康危機管理支援チーム(DHEAT)として派遣先で中心的な活動を担うことができるとともに、指導的な立場で自治体におけるDHEATに関する研修を企画立案・実施することができる。 |
■ 到達目標 | |||
1 | 行政の責務・権限、DHEAT活動要領を踏まえたDHEATの役割について説明することができる。 | ||
2 | 災害支援に関わる関連組織の特性と行動体系について説明することができる。 | ||
3 | 災害時の保健医療福祉活動の調整の基本的な考え方について説明することができる。 | ||
4 | 災害時派遣を行うため及び受援のための組織の体制構築・強化に向けた企画を示すことができる。 | ||
5 | 災害時の支援活動に求められる人材育成に必要な企画を示すことができる。 |
■ 研修内容 【PDF】 |
■ 申込受付期間 | |
第1回、第2回共通:2025年4月1日(火)〜4月22日(火)(必着) |
■ 申込方法 | ||
1 | 必要書類の送付に先立ち、下記事前連絡フォームから必要情報をご登録下さい。 |
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2 |
都道府県及び、指定都市、中核市、特別区、その他保健所設置市(保健所設置市等)の主管部局において右上欄の必要書類を取りまとめ、メール若しくは郵送にて申込をお願いします(個人での申込は受付けておりません)。 |
■ 受講決定 | ||
1 | 受講資格等による書類選考を行い受講の可否を決定します。 |
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2 | 選考は、第1回、第2回を同時に実施し、各回の受講者数がなるべく均等になるように割り振ります。 | |
3 | 複数名の応募があった場合は、優先順位を付した受講者推薦名簿を選考の参考とします。なお、「第1回のみ受講可能」または「第2回のみ受講可能」を選択した方がいる場合は、この条件についてもあわせて参考とします(受講可能回の応募者が多数の場合は、優先順位が上位の方でも受講できない場合がありますのでご了承ください)。 |
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4 | 事前課題がある場合、詳細は受講許可後にお知らせします。 | |
5 | 受講決定後の受講者の変更は認めておりません。 |
■ 修了証書 | |
本研修を修了した受講者に対して、修了証書を交付します。 |
■ 受講料 | |
受講料は必要ありません。 |
■ その他 | ||
1 | 本院に来院してのオンライン受講はできません。 | |
2 | 録画の公開(配信)・受講生以外への研修資料の提供は行っておりません。 | |
3 | 研修では、講義を聴くだけでなくグループ単位で議論する時間がありますので、1人1台PC等の端末を準備してください。 |
■ 申込・お問い合わせ先 (お問い合わせは原則メールでお願いします。) | |
国立保健医療科学院総務部研修・業務課研修第三係 |