【管内情報】 【保健所健康危機管理事例】日光市の旅館の事例(栃木県/日光市)

〔作成者〕栃木県県西保健所
〔発生年月日〕2001/5/26
〔概要〕平成13年6月1日、日光市内の旅館から県西保健所に「5月25日から26日に修学旅行で宿泊した相模原市内の小学校のグループの内、約20名が腹痛を訴えているとの情報を学校から受けた。」旨の連絡があった。調査の結果、当該旅館で提供された食事を原因とする発症者数86名の食中毒と断定。病因物質は腸管出血性大腸菌O157と特定したが、原因食品は不明であった。なお、当該施設に対して3日間の営業停止を命じた。
〔原因/端緒〕腸管出血性大腸菌O157(旅館提供の食事)
〔患者/死者/負傷者〕喫食者199名 発症者86名
〔症状/被害状況〕腹痛 下痢 発熱 吐き気 嘔吐