【管内情報】 【保健所健康危機管理事例】食中毒(神奈川県)

〔作成者〕神奈川県茅ヶ崎保健所
〔概要〕平成17年3月8日、病院から入院患者の数十名が、下痢腹痛の食中毒症状を呈している旨の届出が茅ヶ崎保健福祉事務所にあった。調査の結果、食中毒様症状を呈した人の共通の食事がこの病院の給食だけであること、症状が共通していること、複数の検便及び食品からウェルシュ菌が検出されたことから、この施設の給食を原因とする食中毒と決定した。原因食品はほうれん草の煮浸しと推定され、放冷と再加熱が不十分だったことが原因と考えられた。
〔原因/端緒〕ウェルシュ菌(病院提供の食事)
〔患者/死者/負傷者〕喫食者250名 うち発症者83名
〔症状/被害状況〕下痢 腹痛