【管内情報】 【保健所健康危機管理事例】弁当の黄色ブドウ球菌を原因とする食中毒事件(大分県)

〔作成者〕大分市保健所
〔発生年月日〕2002/10/16
〔概要〕平成14年10月16日、大分県生活衛生課から「中津市内の事業所の会社員が胃腸炎等の症状を呈し、同市内の医療機関で加療している」旨の通報があった。調査の結果、患者は大分市・中津市・宇佐市及び福岡県にまたがり、いずれも大分市内の飲食店(弁当屋)が10月16日に製造した弁当を食べていることが判明した。患者6人の便を大分県衛生環境研究センターで検査したところ、4人の便から黄色ブドウ球菌が検出され、残っていた弁当からも黄色ブドウ球菌が検出されたことから、当該施設の弁当が原因とし、10月19日から21日までの3日間、営業停止命令及び施設改善命令を出した(施設は17日から自主休業している)。弁当のおかずは前日から下調理され、当日の早朝から調理、詰め合わせをしており、その間に食品が手指等から汚染され菌が増殖したものと思われる。
〔原因/端緒〕黄色ブドウ球菌(弁当製造業者の弁当)
〔患者/死者/負傷者〕喫食者455名 うち発症者105名
〔症状/被害状況〕吐き気 嘔吐 腹痛 下痢

公開日:2007年08月21日

カテゴリー: 食品安全