【管内情報】 【保健所健康危機管理事例】食中毒(東京都/渋谷区)

〔作成者〕渋谷区保健所
〔発生年月日〕2005/8/14
〔概要〕平成17年8月14日千葉市美浜区のイベント会場で行われた音楽コンサートでスタッフ等が吐気、嘔吐、腹痛等の食中毒様症状を呈しているとの119番通報があり、同日千葉市内の医療機関から千葉市内保健所に連絡があった。調査したところ、患者らは飲食店J(東京都渋谷区)が8月14日に配達した弁当を喫食し、121名が吐気嘔吐腹痛下痢等の症状を呈していることが判明した。調査の結果、病因物質は黄色ブドウ球菌であり、8月14日午後4時配達の地鶏の照り焼き弁当に入っていた地鶏の照り焼きが原因食品と推定された。
〔原因/端緒〕黄色ブドウ球菌(飲食店で製造された弁当)
〔患者/死者/負傷者〕喫食者255名 うち発症者121名
〔症状/被害状況〕吐き気 嘔吐 腹痛

公開日:2007年08月21日

カテゴリー: 食品安全