【管内情報】 【保健所健康危機管理事例H19】光化学スモッグによると考えられる健康被害(愛知県)

〔作成者〕豊橋市保健所
〔発生年月日〕2007/6/27
〔概要〕平成19年6月27日午後5~6時頃、豊橋市南部地域の中学校の生徒、教職員計106名が咳、胸の苦しさ、喉のつかえ、息苦しさを訴えた。その後の調査で、近隣小中学校の生徒、教職員併せて491名が同様の症状を訴えていたことが判明した。同地域での農薬散布等はなく、市内測定局2局の光化学オキシダント濃度が予報値に近かったことから、光化学スモッグによる健康被害と考えられた。被害発生地域周辺に測定局はなかったため、測定局を3局新設した。市内測定局5局のうち1局でも光化学オキシダント濃度が一定以上になった場合は、市関係機関に情報提供し被害発生時に備え準備体制を整えることとした。
〔原因/端緒〕光化学スモッグ(推定)
〔患者/死者/負傷者〕健康被害届出者 491名
〔症状/被害状況〕咳、胸の苦しさ、喉のつかえ、息苦しさ