【海外情報】 【海外感染症情報】南アメリカ(ブラジル)黄熱 (平成22年2月26日)2010/05/18

各国別海外感染症情報

説明 情報源:WHO

地 域:南アメリカ

 国 :ブラジル

感染症:黄熱

病原体:黄熱ウイルス

内 容:
 黄熱病患者がブラジル南部、特にRio Grande do Sul(リオ・グランデ・ド・スル)州とS?o Paolo(サン・パウロ)州で発生している。
 2008年12月から2009年4月の間に、ブラジル南端のRio Grande do Sul(リオ・グランデ・ド・スル)州では20名の黄熱病感染の確定例を報告した。そのうち9名は死亡した。Rio Grande do Sul(リオ・グランデ・ド・スル)州でヒトの黄熱病感染例が報告されたのは、1966年以来初めてだった。この結果を受けてブラジル保健省は多くの地方自治体を黄熱病のリスクのある地域に付け加えた。そこには州都のPorto Alegre(ポルト・アレグレ)も含まれている。
 2009年2月から4月の間に、ブラジル南部のS?o Paolo(サン・パウロ)州で11名の死亡者を含む28名の黄熱病感染の確定例が報告された。これらの症例は黄熱病のリスク地域の外にある地方自自体で起こった。その結果、ブラジル保健省はS?o Paolo(サン・パウロ)州にちなんで多くの地方自治体を黄熱病のリスク地域に加えた。

(情報提供)
関西空港検疫所
FORTH(海外旅行者のための感染症情報)

公開日:2010年05月18日

カテゴリー: 感染症